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「水(Water)の結晶」から学ぶ

朝晩の冷え込みが強くなってきました。いよいよ冬の到来です。北海道の冬と言えば「雪」を連想しますよね。ところで皆さん、「雪の結晶」を御覧になったことがありますか?キラキラしていて二つと同じ形はないそうです。今年の冬は是非、見ては如何でしょうか。きっと二つとない素敵な自然と一緒の気持になれるかもしれませんよ。

 私は時折、思春期時代を思い出します。「ブス、デブ、バーカ」と言われて、腹が立つ一方で本気で「私はバカなのかな?」と気にして落ち込むことがありました。当時は人を罵る言葉はこのようなものでしたが、現在は「キモイ、ウザイ、ムカツク・・・」と強烈な印象を与える言葉をよく耳にします。さらには「無視」・「省く」という態度も増えてきたように思います。これらの言葉や態度は『人の存在を否定する』もので、投げかけられた人はやはり傷つき居たたまれない気持で一杯になるでしょう・・・。
 先程、「雪の結晶」について触れましたが、「水(Water)」にも「結晶」があるそうです。
ここで一冊の本を紹介します。「江本 勝」さんの「水は答えを知っている」という本です。以前、私が疲労困憊し感情が乏しくなってしまった時に、ある方が貸してくれたのがこの本でした。水を凍らせて結晶の写真を撮影したものですが、「水の結晶」は氷が溶け始めるほんの数十秒間しか出来ないそうです。それを逃すとすぐに消えてしまう、という幻のような世界です。人間(成人)の体内は70%の水分で出来ています。江本さんは『「人間の生命力は水」であり、「健康で幸せな人生を送るには、この水をきれいにしたら良いではないか?」』と思い、「水の結晶」の写真を撮影し始めたそうです。
川は流れることによって清らかな水を保つことが出来ます。人間も同じように、水分や血液が滞ることなく流れることによって新陳代謝が良くなったり、感情も生き生きと流れるのです。悲しみや怒りが心に充満すると体調もすぐれませんが、嬉しさや楽しさが心に満ちていると体調も良くなります。「江本 勝」さんも「体内で水が滞らず流れていることが大切です」と述べられています。
「愛・感謝・有難う・可愛いね」という言葉掛けをした「水の結晶」には、とても美しい結晶が見られるそうです。一方「馬鹿野郎・ムカツク・無視」などの言葉掛けには結晶を結ばないそうです。そう言った意味では【水は心の鏡】と言えるのではないでしょうか。
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 私たち人間は、様々な感情を持ちながら生きています。美しい「水の結晶」がたくさん身体に蓄えられて、そして滞らずに流れますように…‥。
「水の結晶」と同じように「一瞬一瞬を精一杯生きること」そして私達も「自然の中で・人の中で生かされていること」を感じ大切にしていくと、きっと滞らず「きれいな結晶」になるのではないでしょうか。

 最後に、「江本 勝」さんに「ありがとうございます」。そして本を貸して下さったT子さん、「ありがとう」。
(N.O)&(M.O)
by meiwahospital | 2007-12-03 08:22
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